【ECOっちゃ】レジ袋有料化から一か月経過。その効果は?
2020年8月1日現在の話である。
yahooニュースによると7月1日から開始されたレジ袋有料化から1ヶ月経過し、有料化前に30%前後だった辞退率はコンビニ各社でだいたい70%超になっているとのこと。開始当初、業界が掲げた「2030年までに6割」という目標を早くも上回ったという。
私は、スーパーはマイバッグ持参で、コンビニはレジ袋を買う派である。
スーパーは家から買い物目的で行くことが多いし、比較的大きな袋が要となるのでマイバッグを持参し、コンビニは外出時や帰宅途中などで「寄る」ことが多いからマイバッグを持参していないというのが理由だ。
つまるところ人によってのライフスタイルで変わってくるところが多いのではと思うのだが、冒頭のニュースのような結果が1ヶ月で出たことは素晴らしいことだと思う。
正直3円とか5 円程度の話なのでマイバッグを持ち歩く面倒臭さからすれば買うほうが手っ取り早い感じはするのだが、スーパーもコンビニも別に経費削減のために行っていることではなくあくまでも環境改善のために行っている話である。
そこは消費者も真意を汲んでいて支払う金額でなはく環境のために辞退しているのであろう。
しかし思えば世の中にはいつからこんないプラスチックがはびこっていたのであろう?
昭和50年生まれの筆者が子供の頃はコンビニはなく、スーパーもそんなに多くはなかった。
例えば豆腐は近所まで豆腐屋さんがバイクで来てくれて、それを家のボウルを持って買いに行ったり、他の食料品も市場へ行き、野菜は新聞紙で包んでくれたり、肉は耐水性の包装紙で包んでくれたりしていた。それらを持参した買い物袋に入れて母親が持ち帰っていたものだ。
またドリンクのペットボトルなどはなく自動販売機でも瓶かアルミ缶に入ったものが売られていた。瓶はそのままの形でリサイクルされており、瓶のまわりが少し擦れたようなものもあった記憶がある。
プラスチックゴミ問題についてググってみたところ、「プラスチックゴミ問題は60年前からあった」との記事が出てきたので、相当前からあった問題のようだが、特に大きく問題視され、スタバの紙ストロー採用のように対消費者向けの具体的な施作がされてきたのは最近のように思う。
そんな中でもコンビニ、スーパー、そして百均などに行くとまだまだプラスチック製品やその梱包が非常に多いのは否めないし、地球規模での改善までは遠い道のりであることは間違いない。
しかし「千里の道も一歩から」だ。
そう思いながら、コンビニ用の小さなマイバッグも持参しようと心に決めた筆者であった。