【一人称】僕
僕は自分のことを「僕」と呼んでいる。
数年前までは、基本「俺」と呼んでいて、目上の人や初対面の人なんかの前では「僕」と呼んでいた。
数年前に自分の一人称を全て「俺」から「僕」に意図的に変更した。
何か大きい理由やきっかけがあったわけじゃないが、「俺」の持つ何か青臭い、それでいて瑞々しい響きがもう40を超えた中年にはそぐわない気がしたからだ。
それ以降「僕」という一人称は気に入って使っている。
中年が発する「僕」と言う言葉には、「歳をとったからこそ謙虚でいよう」という思いが凝縮されている気がするからだ。
このまま死ぬまで「僕」でいれるのか、70才とかを超えたら「ワシ」とかになるのか、はまだわからない。
でもできるだけ「僕」でありたいと思う。
関西人だからといって間違っても「ワイ」にはならない。